大学時代の実習のときに「たまご会」で色々な経験をさせていただき障害者福祉の分野に興味を持ちました。生活支援員として入職し、学生とは違う職員という立場から試行錯誤しながら利用者とかかわるなかで、うまくいくこともそうでないこともたくさんありました。

　まだ経験が浅い中、サービス管理責任者を任され、当初はどのように進めていくか手探り状態で「うまくやっていけているのかどうか不安」という思いが正直なところでした。

　しかし、今では利用者やまわりの職員の支えもあり、自らが置かれているポジションにやりがいを感じ、担っていくべき役割についても少しずつ理解しながら働けていると感じています。

　自分の「やりがい」を支えてくれた利用者やまわりの職員に、今度は私が「やりがい」を返していけるように、これまでの色々な経験を糧に自分自身が更に成長していかなければならないと日々強く感じているところです。

　利用者に必要とされる喜びを感じながら，自分らしくいろいろな経験をし、たくさん悩んで考えて飽きることがないのが福祉の世界。大変なとも多いですが、それ以上の「やりがい」のある大切な仕事です。

　バス停の広告に載っていた『社会福祉法人たまご会』の名前を見て「可愛い名前の法人だな」と興味を持ち、施設に見学に行きました。そこでは利用者が中心となって朝の会の進行を行っており、とても衝撃を受け「たまご会で働きたい」と思い入職しました。

　入職してすぐは障害のある方とのコミュニケーションや介助など慣れない事も多く戸惑いもありましたが、利用者からの暖かい言葉や職員からのアドバイスを受けながら今もたまご会で働いています。3年目になり、日中の活動のリーダーとして利用者と関わる事が多くなりました。そこでは利用者と一緒に『創作活動や季節行事でやりたい事』などを話し合い、そこで決まった物を利用者と職員が協力して形にしていきます。力不足と感じる所はありますが無事に達成出来た時はとても嬉しく感じます。

　たまご会では「受けてみたい」と感じた研修に行きやすく、私自身も外部で行われる研修に行きたいと伺った際には「いいですよ」と後押しされました。今後働いていく中で、キャリアアップを計りたいと思う私にとって、職員としての学びを深める事が出来やすい環境でとても安心しています。不安な事もあるかもしれませんが、共に成長していく仲間が増えたらとても嬉しいです。

　私が小さいころ、優しくて楽しい遊びをしてくれる保育園の先生が大好きで、そんな素敵な先生みたいになりたい！と憧れ、保育士になりました。保育士になって何より子どもたちの笑顔が見られることがとっても幸せです。子どもの成長を近くで感じられることにもやりがいを感じています。泣いていた子どもが笑顔で登園できるようになったり、苦手なことにも挑戦してできるようになったりなど、「できた！」の瞬間を一緒に喜ぶことができます。子どもたちの予想外な行動に思わず笑顔になることもある楽しい職場です。

　私があゆみ保育園のここが素敵だなと思うところは、異年齢での活動をたっぷりでき、同じ建物内にある障害者支援センターたまごの利用者さんとも交流ができるところです。異年齢で活動する時間があるからこそ、大きい子に優しくしてもらう喜びや、また大きい子にしてもらったことを小さい子にもしてあげる体験がしっかりでき、「大きい自分」をしっかり感じることができます。

　また、年度初めに土曜保育や行事の日程がわかるので、予定を立てやすくプライベートも充実させやすいことも魅力です。園の雰囲気がよく、自分の時間も持てる職場で一緒に働きましょう。

　私は今までにおもちゃ屋やゲームセンターなど、大学を卒業してからは主に接客業に従事しておりました。人と接する事が好きな自分にはピッタリの仕事だったのですが、変わらない毎日を過ごしていました。そんな時、福祉に携わっている家族から、この仕事を紹介され思い切って転職、福祉の世界に飛び込んでみました。

　元々福祉系の学部で履修したわけではなく、分からないことだらけで不安しかありませんでしたが、そんな私を職員や利用者さんは温かく迎え入れてくれました。また、利用者さん一人一人で介助、対応の仕方が違い戸惑いましたが、一つ一つ丁寧に教えてくださり少しずつ慣れていくことができました。今では利用者さんから「Ｈさん明日も来る？」、「Ｈさんまた明日ね！」と声をかけてくれたり、障害の重い利用者さんに近づくと笑顔で受け答えしてくれたりと、自分のことを必要としてくれる方が居る事をとても嬉しく感じています。

　たまご会では職員と利用者さんのことを“なかま”と呼んでおり、その言葉の通り優しさと温かさを実感いたしました。

　まだまだ勉強する事はたくさんありますが、“ゼロからでも大丈夫”です。もし興味を持っていただけたなら、一緒に福祉の世界で頑張ってみませんか。