たまご会とは?
たまご会ってなぁに?
社会福祉法人たまご会は、2015年4月、子どもたちや障害児、高齢者の立場に立って、同じ理念を共有し、保育園や児童デイサービス、高齢者の訪問介護等の事業を行っていた「NPO法人あゆみ会」と統合し、新しい社会福祉法人たまご会を発足させました。
社会福祉法人たまご会は、知的障害を持った若者たちが生き生きと活動する、そして、その生活を支援してきた無認可「共同作業所たまご」を母体に誕生しました。「共同作業所たまご」の設立から3年を経た2001年8月、社会福祉法人としての認可を受け、2002年4月、呉市郷原の地に、障害者活動センターたまご(通所授産施設)と知的障害者デイサービスセンターたまごを開設しました。どんなに重い障害がある仲間(利用者)であっても、働くことが困難で生活が中心の活動になりがちな仲間であっても、「地域で当たり前に生活をしたい」という障害者のねがいを実現するために努力してきました。2003年4月には、呉市ではじめて、知的障害者のためのショートステイ(短期入所)事業を開始し、2008年8月にはケアホームたまご(グループホーム)も開設しています。2006年1月の自立支援法の施行以降は、多機能型の生活介護事業や医療的ケアの必要な障害者の生活介護事業にも取り組んできました。
また、法人設立の当初より、障害者を中心にしながらも、子どもたちや高齢者が抱えている諸問題にも「権利としての社会福祉」を考える立場から、その取り組みを強めてきました。
あゆみ共同保育園は、「産休明けから安心して預けられる保育園がほしい」「子どもたちの全面発達を保障していける保育園をつくりたい」という保護者と保育者の要求から3才までの乳児保育園として、38年前に呉市東中央に無認可で開園しました。無認可であったことから公的助成が受けられなかったにもかかわらず、その間の毎年の厳しい運営を乗り越えてきました。2010年に「NPO法人あゆみ会」を設立してからは、障害を持つ子どもたちのための「児童デイサービス」や高齢者・障害者のための「ヘルパーステーションさんぽ」など幅広い活動を展開しています。
そして、2015年12月には呉市中央に、「福祉センターたまご」を建設し、たまご会の新しい拠点として、総合的に社会福祉活動を拡げています。今後も、新しい社会福祉法人たまご会は、小さいながらも「ゆりかごから墓場まで」という福祉の原点に向けた取り組みを、強く実現していきたいと考えています。
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